【中学受験】小学6年生の指針と学習計画 大事なことは過去問が全て教えてくれる

【中学受験】小学6年生の指針と学習計画 大事なことは過去問が全て教えてくれる

「新小学6年生になったら何をおっぱじめたら良いものかしら?」

とぶっ放す気満々のご子息、ご息女をお持ちのマミー&パピーに塾ではあんまり推奨されない方法を提案する今回の内容でございます。

 

提案の内容が気になりますか?

ズバリ言うわよ!

 

とりあえず、第一志望校の過去問を解いてみ

 

合格体験記とか読んでますと志望校の過去問解き始めたのって「夏以降」とか「秋くらい」とか、TUBEもなりを潜めたくらいの時期に始めている方が多いです。

「夏をあきらめて」でも聴きながら解くのでしょうか。

 

ま、あんまり新小学6年生のしょっぱなに過去問をやったという話は聞きません。

てゆーか、ぶっ飛んだ塾の塾長でも言わねえよって?

大丈夫。

そもそもぶっ飛んだ人がやっているのは塾長ではなく族長ですから何の心配も要りません。何の「族」なのかはご想像にお任せいたします。

 

新小学6年生のしょっぱなにやれ、と言わない理由は何となく分かります。

新小学6年生になったばかりなのであれば、まだ、入試レベルの問題が解けるレベルに達していないからです。

だから解いても無駄だと。

 

新小学6年生の2月、3月時点でレベルに達してない?これすごいですよね。

早い方だったら小学3年生くらいから始めている中学受験勉強。小学6年生になるまで丸3年ですよ。丸3年。

そんなに熟成させるなんて、まるでブルゴーニュワインのようでございます。

納豆だったらとっくに腐ってます。

 

3年もやって、しかしながら、まだまだその域には達していない、とは。

 

まだお前は俺の背中を見とけ、と。

むしろ廊下の雑巾掛けでもしてろ、と。

 

中学受験修行の道はかくも厳しいのでございました。

 

それでも私は一発解いとけ!と言いたい。

いやいや、実力が足りてないから解いても仕方ないって、さっき言ったよねって?

いえ、むしろ実力が足りてないから解くんです。

 

なんでかって?

 

距離ですよ、距離。志望校が求める力と現在の力の距離。その距離感を知っておくことは絶対に損になりません。

 

さて、新小学6年生からの1年間で、全然聞いたことのないような新しい内容を習うことはないと思います。

小学5年生までで入試で必要になる基礎はほぼ習っているからです。

 

普通はね。

 

ぶっ飛んだ族長のやってる塾ではどうかは知りませんよ。

あと、それは塾ではなくて「族」ですね。

それに族長はもともとぶっ飛んでおりますので、「ぶっ飛んだ族長」と言うのは「腹痛が痛い」と言うのと同じです。

 

もう何言っているのか分からなくなってきました。

 

ってことは小学6年生の一年って何なの?

と疑問に思われるかもしれません。

 

言っちゃいましょう。むしろ、ズバリ言うわよ!

小学6年生の1年間は志望校の求めるレベルに自分のレベルを近づけていくための1年間です。

 

だったらまずは距離測りましょうよ。自分の実力と志望校の求めるレベルとの距離を。

それしないなんて「夕日に向かってはちれぇぇぇ!」と言っているようなもの。

つまり、過去問解きましょうよ。

 

と、族長も申しております。

 

ではいってみましょう。

どのように過去問を解くか

まずは志望校の過去問集を買ってきましょう。

なに?志望校が決まってないですって?

 

だったら決めましょう。

フィーリングで。

あとは、何となく気になっている学校に模擬通学してみると雰囲気がつかめると思います。

【中学受験】志望校の失敗しない選び方・決め方 理屈じゃない、心で決めるんだ

決めましたか。

はい、では次です。

 

過去問集を買ってきましたら、なるべく古い年度の一年分を時間計って解いてみてください。

 

「解いた!」

いいですね。

打ちひしがれましたか?それとも「お、手が届きそうだ」と思いましたか?

 

結論から言うとどっちでもいいです。ま、現時点では合格最低点に届かなくて当たり前です。

今の時点で大事なのはどのくらい志望校と差があって、どう埋めていけばいいかがぼんやりとでも見えることが大事です。

 

是非分析して、この一年、何をすべきか指針を立ててみましょう。

 

漢字が全然ダメでしたか?オーケー、オーケー。漢字覚えましょう!

サピックスメソッド漢字の要ステップ1マスターブックは紹介してはおりませんでしたが、漢字練習(熟語とかもあるよ)に絞った参考書で漢字が絶望的な方にはとってもいいです。

某御三家中学に合格されたお母様から、漢字なら「これで十分」と力強い言葉をいただいた参考書です。

 

あと、個人的に好きなのは、以前どっかで紹介しましたが、中学入試 国語 暗記分野3700です。暗記しなくちゃいけないことが網羅されていますので「他にも覚えることあるぅぅぅ!」と迷う必要がない。

書店で手にとって確かめてからご購入いただくといいです。

ちなみに「うんこ」はやめとけ。

 

算数が全然解けなかった?オーケー、オーケー。どこで間違えましたか?どんな間違えをしましたか?

比の問題が全然解けなかったですか?比を復習しようってのもいいですが、もしかしたら比自体の理解の問題じゃないかもしれませんよ。比を使った他の解法との組み合わせパターンを知らないだけかもしれません。

比はとても面白く、めっちゃ使えるのでそのうちやや詳しめに説明しようと思います。

 

といったように、本気で解けば本気の課題が見つかる。

それができるのは全然眼中にない学校の過去問演習ではなく、恋い焦がれる学校の過去問だけです。

 

まずは本気で解く、と。

過去問演習から弱点を発見する

おいおい、どうやったら改善点を見つけられるんだよ、と思いましたか?

ご自分でお子さんの改善点を見つけられる方でしたらいいですが、普通はそうではありませんよね。

 

そんな時は塾の先生に聞いてみましょう。

「大丈夫!どーんと任せておいてください!ちなみに土特というのがありまして・・・」

と力強く答えてくれるはずです!

そういう時はニコニコ笑いながら心の中で「営業活動おつかれッス!」とツイートしておくといいですね。

 

さて、真面目にいきましょう。

プロの家庭教師の先生を活用しては?と思います。

いや、結構マジで。

 

だって、プロの家庭教師の先生って元塾講師で独立されて活動している方が多いじゃないですか。

つまり、イナダとブリの関係です。

通っていらっしゃる塾の元講師とかだったら、指導方法を理解されておりますし、出世魚ですので縁起が良く最高です。

 

本格的に家庭教師の先生についてもらうとなると月5万〜でかなりきついですが、体験とか、相談だけとかだったらもうちょい安くおさまります。

で、家庭教師を調べてみましたが、検索の上の方に出てくるのは相変わらずランキングサイトです。

あのランキングは広告料をたくさん払っている会社のランキングですから、財務面でも安心でございます。バッチ来い!懐に抱かれろ!ってな具合。

 

ま、何しろ改善点発見に自信がなければプロの人に見てもらった方がいいです。

いつ過去問やるの?今でしょ!

今でしょ!

と景気良く言ってみましたが、小学6年生にそんな時間ねえよ!って。まあそらそうでしょうね。

 

教室にもよりますが、日能研でしたらGが週4日、Wが週3日。四谷大塚も本科で週4日。早稲田アカデミーも土曜YT講座に行ったら週4日。

週2日で勘弁してくれるのはSAPIXだけです。

 

で、どの塾も宿題がいっぱい出る、と。

「SAPIXは宿題がいっぱい出るぞ!」

とかいう噂がたくさん流布されておりますがご安心ください。

他の塾でもやることいっぱいありますから。

別にSAPIXは特殊でもなんでもなく、レベルに応じて必要な演習が宿題として課されるだけです。どこも一緒。

 

さあ、そんな家庭学習、プリントの嵐が吹き荒れる春でございますが、私は春休み中に解いておいた方がいいのではないかと思います。

だって、1学期が始まっちゃったら、学校やら送迎やらプリントやらお弁当やらでできなくなっちゃいますもの。

 

ちなみに過去問をしょっぱなからやっといた方がいいというのは、私自身の経験によるものです。

なんで過去問を解くのか

上の方で弱点を見つけるためと言いましたね。

 

私、なんでこんなこと言っているのかというと、小学生の時にめちゃくちゃ後悔したんですよ。

過去問を解き始めたのが確か寒くなったくらいの時期、11月くらいだったんです。

 

私が中学受験勉強をしていた時はちょうど中学受験ブーム的なムーブメントがキてました。

お昼の情報番組で「加熱する私立中学受験競争!」みたいなおどろおどろしいタイトルと共に、「夏期合宿に密着!」的な取材をやっていたりした頃ですね。

 

で、コメンテーターとか評論家が「遊び盛りの子供達にここまでやらせるんですカー!」とか、「もっと色んな経験をさせてあげないと心配です」みたいなこと言ってた時代です。

今は信じられないかもしれませんが昔はこんなことを言われておりました。情報もあまりありませんでした。インターネットないからね。

 

ですから、塾の先生が言うことが絶対だったんです。検証のしようもありませんでした。

そして塾の先生の言いつけを守って過去問は秋から手を出すもの、と信じきっておりました。

集団授業にものすごい違和感を感じながら。

 

そして志望校の過去問を解く、受験まであと3ヶ月くらいの時にですよ。

 

この時に初めて解いてみた過去問で解けない、という奈落。

「大丈夫、最後まで伸びるから自分を信じろ」と言う先生の言葉の空虚。

誰も過去問の正しい使い方を教えてくれない無重力。

 

そんな感覚を子供に味あわせたくない。

 

過去問を使ってゴールまでの距離を計り、必要なスキルを分解して、一つ一つの隙間を埋めるように勉強したのは大学受験の時です。弱点を見つけよう、とかはあくまで理屈の話。

根本の思いは、絶望を味わうなら早めの方がいい取り返しがきくからね、ってこと。

お父さん、中受一緒に頑張れよ!

過去問を使って課題を発見したら、課題を解決する対策を考え、優先順位を設定し、スケジュールに落とすだけです。

これ、仕事の進め方と同じじゃないですか?

 

一般的に中学受験をさせているご家庭のお母さん、お父さんは高学歴、高年収だったりするもの。

もしかしたら、お母さんは塾の送り迎えだったり、お弁当作りだったりで時短しているかもしれません。

お母さんに負担をかけるのもバカみたいな話だけどね。

 

残業が自由にできる特権を持っているのは、現時点ではだいたいお父さん。

 

「計画を立てること」仕事でいっぱいやってるんじゃないですか?

ロジックツリー書けますよね?

スキルをMECEに分解するなんてお手のものなんじゃないですか?

パワポでスライド30枚の資料作る時のストーリーの組み立てなんてチョチョイとできますよね?

 

パワポのスライド30枚作るのと同じ労力で子供の将来に少しだけ明るい兆しが見えるようになる、と聞いたら一肌脱ごうかという気にもなるかと思います。

 

お母さんとお父さん、実はすげえんだぜ、ってとこ見せつけてやりましょうよ。

 

今回は族長の「やれ」というメッセージを託宣いたしました。

 

次に出てくるのは館長?寮長?部長?

あるいは盲腸かもしれません。

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