【中学受験】無料動画解説で算数の予習・復習をやってみよう

【中学受験】無料動画解説で算数の予習・復習をやってみよう

最近、、、でもないですが動画での授業配信はすっかり定着してまいりました。

有料のものから無料のものまで沢山ございまして、とくに今回は中学受験の学習を無料で配信している動画をつまんでいこうと思います。

 

紹介する動画は、

「きょうこ先生のはじめまして受験算数」

「とある男が授業をしてみた」

の二本立てでございます。

 

色々な動画を見ましたがこの2本が分かりやすく、しかも王道でございます。

 

おいおいおい、なんで今更と思うかもしれません。でもね、動画いいっすよ。

動画が良いなと思う理由は、何度でも自分の必要なポイントを見返せる点です。

授業ですと一回限りですが、動画は何回も見られますし、分からないところを飛ばせたり、必要なところだけ繰り返し見られます。

 

当たり前のことですがとても大事です。

 

教師や講師の経験がある人だったら感覚的に分かっていらっしゃるかもしれませんが、いわゆる「授業」で子どもが集中している時間は半分もございません。

集団授業では自分が分かっているところも、分からないところも、理解したいところも関係なく説明がされます。

で、人が集中するポイントって「理解したいところ」なんですよね。

それ以外は集中力が落ちているか、右から左なのであります。

 

ところが動画だとポイントを絞って見聞きできます。

だから動画で学習するのもいいんじゃね?と私は思うのであります。

 

あぁ、いきなり動画を見始めないでくださいよ。

動画を効果的に見るためには準備が必要です。

何を学びたいかはっきりさせておくことです。

 

ぼんやり見てたって結局、対面の授業と一緒どころか対面の授業の劣化版です。

何を学びたいかはっきりさせておくには予習、もしくはすでに授業で習っていることが必要です。

きょうこ先生のはじめまして受験算数

無料で実績のある先生の授業が聞けるって、まぁいい時代になりましたよね。

では、どんな内容を俺たちのきょうこ先生から聞けるのか単元別にちょっとだけ紹介いたします。

たとえば、予習シリーズで学習している4年生の今頃(5月、6月)はこんな感じ

単元きょうこ先生のパンチライン
予習シリーズ第12回「植木算」きょうこ先生のはじめまして受験算数 第41回
予習シリーズ第13回「周期性」きょうこ先生のはじめまして受験算数 第6回
予習シリーズ第14回「等差数列」きょうこ先生のはじめまして受験算数 第7回

さすがに有名人だけあって懇切丁寧に教えてくれます。むしろ、有料で提供されてる授業動画よりも分かりやすいです。

他にも色んな動画がありますよ。

もし、「分かんねぇ!でも授業も受けちゃったしなぁ!」って単元があるのでしたらYoutubeで検索してください。

「きょうこ先生 立体図形の切断」

とかいうキーワードで。

 

軽い関西弁できっとあなたの心を満たしてくれるはずです。

きょうこ先生の動画がカバーしているレベル

きょうこ先生の動画のレベルは予習シリーズの例題、類題レベルです。つまり基本ですね。

ですが、基本公式の暗記だけにとどまらず、なぜそう解けるのか?どういう理屈なのか?を説明してくれているところが素晴らしいです。

 

例題、類題レベルはやり方を覚えれば機械的に解けてしまうのですが、なぜそのように解けるのかを理解しないと意味がありません。

 

「例題、類題いっぱい解いたら基本マスター!」

って、そりゃ基本をマスターしたんじゃなくて解き方を覚えただけです。

ロジックが分かって初めて基本マスターです。

解き方覚えただけじゃ応用は解けません。

 

きょうこ先生のカバーしている範囲は基本事項ですけども、応用につながる基本をやってくれています。

ですから、例題・類題すらあやしい子から解き方だけ覚えたけど中身はすっからかんの子までがターゲットです。

 

ちゃんと基本をマスターして応用まで解ける子はあえて見なくていいと思います。

とある男が授業をしてみた

私が紹介するまでもなく大変有名な動画です。

とある男、どころか「葉一」という名前でやっており、経歴も「東京学芸大学」卒なのでありまして、「東京学芸大学卒のa.k.a.葉一が授業をするぜ」に変えたほうが良いのではと他人事ながら心配になってしまいます。

 

関東の方では、教員養成の二大巨頭は筑波大学と東京学芸大学です。そのうちの一つの大学を卒業しており、どうやら教員免許も取得しているらしく授業内容は大変洗練されております。

 

この人の動画のターゲットは教科書レベルが理解できない子です。

小中高で中の下くらいのレベルの子が葉一さんの動画を見て、

「ヤベェ!超分かる!学校の先生よりずっといい!」

と大変な評判でございます。

 

ただ、これは少し差し引いて考える必要があるかなと思っております。

葉一さんの動画を見ようとポチった時点で学ぶ意思がある状態ですから、頭への入り方が違います。

言い換えると主体性がある状態で見るから分かる、ってわけでありまして学校の先生の授業と比較するのはちょっと酷です。

中学受験に役立つ葉一さんの動画

さて、葉一さんの動画の中で中学受験でも役に立ちそうな3つの分野をピックアップいたしました。

▼単位について

小3 算数 たんいのしくみ

小6 算数 量の単位の仕組み①

小6 算数 量の単位の仕組み②

▼倍数・約数

小5 算数 倍数と公倍数

小5 算数 倍数・公倍数・最小公倍数

小5 算数 約数と公約数

小5 算数 約数→公約数→最大公約数

▼分数・小数の変換

小5 算数 分数と小数・整数の関係

 

特殊算や中学受験特有の問題は扱っておりませんが、算数の基礎になる数の仕組みについてはこれでもかとわかりやすく解説してくれております。

上であげたのは数の仕組みに関する動画のみです。意外と分かってない子多いですからね。

とある男が授業をしてみた、の特徴

ターゲットが小中高の教科書レベルと先ほど書きましたが、その他の特徴が3つあります。

・動画の時間が短い(10分〜15分程度)

・要点をまとめており無駄がない

・整理された無駄のない板書

 

短いので集中して見ることができ、要点のインプットに最適、無駄のない構成で余計なことを考えずに理解ができる。

こういった特徴があります。

 

したがいまして、きょうこ先生とは対照的にロジックまで含めて基礎を深く学びたい子にはあまり向かないかと。

どちらかというと分からなくてどうしようもない子向けですね。

 

きょうこ先生の動画、とある男(a.k.a 学芸大卒の葉一さん)の動画、両方とも特徴がありますので、特徴に合わせてチョイスしていただくと中学受験生活がよりハッピーになりますよ。

 

さて、私、なんで今更感のある動画を今回紹介したのかというと理由がございます。

それは塾で課題として出されている予習、復習の難しさを克服していただきたいからです。

とくに予習だ、復習だ、と塾や親から言われてヤベェことになってる入塾したての小学4年生の救いになればなぁと思いまして。

復習主義、予習主義の難しさ

復習主義の難しさ

昔の話をします。私がサピックスの子を教えていたお話です。

サピックスは言わずと知れた復習主義。初出の内容を授業でやって、あとは復習してねというスタイルです。

 

教えていた子の偏差値は30〜40。四谷大塚や日能研で言いますと偏差値40から50の間くらいでしょうか。

特別頭が悪いわけでもないレベルです。

親御さんが悩んでいらっしゃったのはサピックスの勉強についていけない、授業を受けてきてもさっぱり身についていなくてつきっきりで復習の手助けをしている、と。

サピックスあるあるですね。

 

数人、サピックスの子を教えたことがありますがこのパターン多いですね。

予習していないのに双方向型の授業が展開され、基礎理解が追いつかないまま授業が過ぎていく。

今風に言うとアクティブラーニングに近い形式ですね。

 

傍目にはみんな参加していていいように見えますが、双方向型の授業が成立する前提は確かな知識と技能があることです。

知識と技能を授業中に身につけられるんだったらいいですよ。深い学びのワールドが手をこまねいております。

が、そうじゃなけりゃ授業時間は深い学びに足を取られて溺れてるだけの時間となります。

頭をフル回転させているように見えて、実は頭を空回りさせている子も多数おります。

 

じゃあ、サピックスなんか辞めちまえと舌の先まで言霊がまろび出そうになったわけですが、お母さんのお話を聞いておりますと蜘蛛の糸にしがみついて離したくない感がありありと感じ取れるわけであります。

親はサピックスに入っただけで大満足。塾がご子息、ご息女の成功を約束してくれてるんじゃないか、みたいな妄想を抱いきがちです。

そんな夢みたいな話だどこにもないよ、と思うのでありますが昨今は低学年のうちにクラスが埋まってしまい、4年生以降は狭き門になっております。入れただけで胸が踊る気持ちは分からなくはありません。

 

ですが、塾によって成績や志望校の合格率が決まるわけじゃありません。結局は本人の主体性と努力次第です。

 

サピックスは予習禁止ですから授業時間の中で初めて学ぶ内容を理解して、双方向の授業についていかなくてはなりません。高い理解力を持った子向けなんですよ、そもそも。

 

あ、でね私こう思うんです。

教えを守って意味ない時間過ごすくらいだったら予習しろや。

 

ってわけで、某高宮社長(※高ははしごだか)の陣取る地獄の釜の蓋を開けて予習をやらせました。親御さんの怪訝な表情は気になりましたが結果にコミットするのが仕事でございます。

予習をしてのぞむと授業が楽しくなって成績が上がる、と。もともと頭が悪くない子たちですからちゃんと予習すれば授業についていけるんです。

つーか、復習主義ってなんだよ、偉そうにしやがって。

 

おっとっと、言葉がすぎましたね。

 

私、このやり方が間違ってるとか言うつもりは全くありません。素晴らしいと思いますよ。

ただ、初めて習う内容をパッと理解できて、すぐに双方向の授業に参加できるポテンシャルを持っている子向きであって、理解に時間がかかる子向きじゃないのですよ。

そういう子は予習をした上で授業を受け、復習の時に分からない部分については無料動画を補助教材として使うと悩みの多くが解決されるかと。

予習主義の難しさ

私は予習主義の方が好きです。

予習に対する愛は↓で語ってます。

【中学受験】四谷大塚4年生キッズの予習シリーズの進め方と自宅学習の心得・解説

ただ、予習には当然難しさもあります。

習ってない内容を自分一人で理解しようとするわけですから難しいに決まっております。

 

そこで無料動画です。有料動画でもいいんですけどなるべくお金かけたくないじゃないですか。

 

いきなり動画を見てはいけませんよ。

はじめに予習シリーズの例題、類題をじっくり読みます。

すると分かるところ、分からないところが出てきます。

また、問題は解けるけれども表面的に覚えただけの箇所も出てまいります。

例題・類題を見て解くだけで基礎の本質まで理解できたら苦労はしません。

 

そこで動画の登場です。

きょうこ先生のお世話になるのは、まず自分でやってみた後がいいですね。

課題意識が芽生えた状態で授業は受けるもの。動画でも同様です。

 

四谷大塚系の塾に通っている子たちは沢山教えてまいりました。

例題・類題は解けても練習問題レベルになると解けない、テストの成績もふるわない。

原因は一つです。(まぁ、厳密にいうと計算力がないとか色々ありますが)

基礎の習得ができていないからです。

基礎の習得は問題を解ける解けないとかいう話じゃないんです。

どうしてそうやって解けるのかを理解する、それが基礎の習得です。

 

塾の先生が教えてくれない、教えてもらっても分からないならきょうこ先生の動画の登場です。

何しろ動画。何度でも軽めの関西弁で説明してくれます。

 

もっと基本的なレベルで困っているなら東京学芸大学卒のa.k.a.葉一先生を頼って頂くとよろしいかと。

 

 

私?

そのうち、難関校レベルの問題を分かりやすく解説しようかな。

ただ、ニーズが狭すぎてやる気が起きないので誰かモチベーションをください。

利泰院クラスにちょい役で出させてもらえるなら100本くらい動画作る元気が湧いてくるのですが。

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