【中学受験】偏差値50〜65のスケジュール 偏差値50、60の壁・どのくらい勉強すると超えるか

偏差値にこだわって詰め込もう
偏差値(正確に言うと点数ですが)を目標として勉強しましょう!
なんて言いますと、まさに悪しき受験の権化として、蛇蝎のように忌み嫌われます。
ただ、私、具体的な目標を持って頑張ることの何が悪いのか未だにさっぱり分からないんですよ。
コンマ1秒縮めるために必死で練習する池江璃花子に「タイムだけが水泳じゃない!悪しき競争はやめろ!」と言う人はいませんよね?
しかも勉強は人との競争じゃなくて自分をアップデートしていく作業ですから、勉強よりもよっぽど水泳の方が競争的で不健全だとうるさがたの皆様が糾弾してくれる日を待っております。
そして詰め込み教育を頑張りましょう!
とか言うと偏差値同様、最近は頭がおかしい人のように思われてしまいます。
が、知識・技能の習得の基本は詰め込みです。
思考力ってのは知識・技能の土台がないと成立いたしません。
考える力がどうこう言う前に必要な知識や技能をつける、そのために詰め込む。
当たり前のことに感じるのですが非難轟々です。
思考力の前提には知識・技能の詰め込みがあるってことを忘れてしまっている人たちが多いのかもしれませんね。
最後に大事なことを言っておきます。
組分けテストの偏差値と学校ごとの80偏差値(8割の合格可能性)もしくは50偏差値(5割の合格可能性)とはあまり関係がありません。
組分けテストで偏差値65をとっているからといって、難関校に合格する可能性が高いなんてことは一切ありません。
6年生になるとテストの質が変わるんです。
80偏差値とか50偏差値ってのはテストの質が変わった後の指標でして、組分けテストとは関係ありません。
組分けテストの成績はあくまで学習習慣やモチベーションの維持、1ヶ月の頑張りの成果と反省にご使用されると良いかと存じます。
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