親御様に目指して欲しい中学受験パートナーの姿とは
とびきり優秀な家庭教師は解き方を教えなかった
大学受験勉強をしていた時の話です。
私の友人は盤石を期すため高校3年生の夏前から知り合いづてで紹介された、とびきり優秀という触れ込みの家庭教師についてもらうことにしました。
驚くなかれ費用は週一回で月8万円。それを聞いた私はびっくりしました。一体どんなスペシャルな学習を施してくれるのだろう、と。
私は予備校に行かず自宅で独学していました。(正確に言うとテキストを入手するためほんの短期間予備校を所属していたことがありました)
少しでも学習方法を知りたい、と思った私は友人に家庭教師がどんな学習を施してくれているのか事あるごとに聞きました。
印象に残っているのは友人のこんな言葉です。
「解き方は殆ど教えてくれないよ。学習計画を立ててくれて、どこまで進んだかとかどうだったのか聞いてアドバイスくれるだけ」
それだけで月8万円?騙されているんじゃないかと思いました。
解き方は教わるものじゃない自力で身に付けるものだ
友人は結果として第一志望の大学(私学では最も偏差値が高い大学の学部です)に現役で受かりました。
家庭教師の指導方法は終始一貫して変わりませんでした。解き方を教えるのでなく、一貫してマネジメントを行なっていたのです。
友人は家庭教師の立てた学習計画に則って自ら問題を解き、考える過程で解き方を身につけていったのです。
恐らくその家庭教師は何が課題かを把握し、巧妙に学習計画に盛り込み、時折アドバイスをして友人自らが解く力を身につけられるよう仕向けていったのでしょう。
中学受験はプロジェクトマネジメントそのもの
さて、独学を行なっていた私は友人から聞いた話を参考にして、次の3点を意識していました。
1.学習すべき事を洗い出す
2.優先順位をつける
3.スケジュールを立てる
これって何かに似ていませんか?そうプロジェクトマネジメントです。似ているどころかそのものです。
受験を成功させるために必要なのは適切なプロジェクトマネジメントなんです。
漏れ抜けなく学習すべき事を洗い出し、優先順位をつけ、スケジュールを立て、遂行する。当たり前だよと思うのではないでしょうか?
ところが殆どの高校3年生はこれができていません。ましてや小学6年生に求めるのは酷です。
だから親の助けがいるんです。親がプロジェクトマネージャーになればいいんです。
時間の余裕がないのは百も承知です。が、始終子供を見ている必要はありません。学習計画を立てスケジュールを引いたら進捗チェックをして、その時々で学習計画の調整を図るくらいは時間がなくてもギリギリできるのではないでしょうか?
中学受験の良きプロジェクトマネージャーになるためには
中学受験のプロジェクトマネージャーを目指す親御様は3つの事をする必要があります。
1.問題を解くためのロジックを知る事
2.お子様の課題を発見する事
3.発見した課題を解決する方法論を持つ事
1は「学習すべき事を洗い出す」ために必要です。問題を解く過程を要素分解しなければ身に付けるべき能力が分からないからです。身に付けるべき能力が分からなければ「学習すべき事」は見出せません。
2は要素分解された解答過程のどこでつまづいているのかの把握です。
3はつまづいてしまった解答過程を克服するための方法論、つまり手段を知る事です。
あとは得点に影響する度合いが大きい課題を優先し、方法論を提示して学習スケジュールを立案していきます。
私が提供できる知識
問題を解くためのロジックと、課題を解消するための方法論を提供します。親御様は課題を発見してあげてください。そして優先順位をつけ、スケジュールに落としていきましょう。
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