中学受験に挑む子供の最良のパートナー

中学受験に挑む子供の最良のパートナー

塾の存在とは

塾に通っているのに成績が伸びない。

勉強はしているのに偏差値が上がらない。

本当に塾でやっていることは正しいのか?そもそも我が子は本当に志望校に受かるのか?

 

と悩んでいる親御様に尋ねたいのですが、塾ってあなたにとってどんな存在なんですか?

子供を志望校に受からせてくれる存在ですか。正しい勉強法を教え、導いてくれる存在ですか。

 

悲しいかな現実はそのいずれでもありません。

塾とは受験に必要な要素を網羅したテキストを配布し、カリキュラムに則って実戦演習をする場です。

毎回の授業で教わることを過不足なく子供が習得し、習得した知識を忘れることなく積み上げていくことを塾は期待しています。それができれば子供は受験に成功し、塾は目的を達成できるからです。

でも、そんな人間います?

絶対いませんよ。教室で教わったことの6割くらいしか自分のものにできず、覚えたことは使わなければ忘れてしまう。それが人間です。

 

勉強法も基本的には塾で教えてくれません。

予習と復習をきっちりやりなさい、とは言ってくれますがどんな予習、どんな復習をするのかまでは教えてくれません

 

塾とは合格に必要な内容を含んだテキストを提供し、粛々とカリキュラムを遂行する場であり、子供に正しい勉強の仕方を教える場ではないです。ましてや志望校の合格を約束する存在ではありません。

家庭教師や個別指導塾の存在意義

だからと言って塾をやめよう、変えようと早まってはいけません。

塾なしで中学受験に合格するなどありえません。100%子供に時間を使えて、プロの中学受験講師並みの知識と解答力があれば別ですが普通はありえません。

 

現実は、

 

夫婦共働きで家に帰ってきたら食事を作る間も無く塾まで車で送っていき、授業が終わるまでの時間で夕食を作って慌しく迎えに行き、子供にご飯を食べさせ洗濯物をとりこんで畳み、ちょっと床をはいたらもう寝る時間。

寝床に倒れこんで気づいたら朝。通勤中に中学受験の情報を仕入れ、真偽が定かでない情報に心乱され、「塾を変えたほうがいいのかしら」と揺らぐものの、「今の環境を変えたら子供を混乱させてしまう」と自制する。それでもダブルスクールで個別指導塾を検討したり、家庭教師を検討したりする。

 

これが普通です。どこに中学受験の知識を自分のものにして、子供の学習計画を立てて、きっちり遂行させる時間と心の余裕があるんですか。あるわけないでしょう。

それなのに「中学受験は親の受験」とか「親のサポートなしに成功はあり得ない」と煽ってくる。

 

冗談じゃないですよ。そんな恵まれた環境の家庭ばかりじゃないんですよ。

 

そこで個別指導塾や家庭教師の登場です。塾では教えてくれない正しい勉強法や、子供の理解度合いに応じた解き方を教えてくれる存在です。

良い選択肢だと思いますよ。私も個別指導塾の講師、家庭教師やってましたよ。それなりに優秀だったと自負しています。

でもね、児童の成績向上には講師個人の力量が大きく左右するんです。講師個人の力量は正直なところかなりバラツキあります。

ばらつきの理由

個別指導塾や家庭教師の採用過程を知っていますか?

多くはバイト募集を偏差値の高い大学に掲示したり、情報誌に掲載したりします。応募してきた学生の経歴を見て、中学受験でそこそこの中学に合格していれば採用。そうでなくても人がいなくて困った時のストックとしておきます。

私は履歴書を送ってほぼノーチェックで採用されました。

 

児童への割り振り過程はこんな感じ。

申し込みをしてきた児童のスペックを見つつ、講師や家庭教師をマッチングします。マッチングと言えば聞こえはいいですが、バイト学生のスペックや評判を見ながらあてがっていくという言い方の方が適切かもしれません。

多くは教えることに関しての専門的教育を施されていません。最初から教える能力があれば良いですが、偏差値の高い大学に合格した学生が必ずしも教える能力があるわけではありません。

 

もちろん正社員として雇い専門的教育を施す個別指導塾や家庭教師の派遣会社もありますよ。そういうところにたまたま当たればラッキーですが、そんなの親御様が分かります?分かるわけありませんよ。私だって知りません。

正社員として採用されていたって専門的教育を施されているかどうかは分かりません。

 

一番良いのは個人でやっている本当に実力のある家庭教師に頼むことです。

現実的問題が立ちふさがる

個人でやっている本当に実力のある家庭教師を私は数人知っていました。

ただ、10年以上前なので彼らが今もやっているのか知りませんし、連絡も途絶えています。

紹介のすべがありません。

 

運よく親御様の知り合いやご友人が優秀な家庭教師を知っていたとします。が、経済的事情という現実的な問題があります。

彼らの講師料はおしなべて高いのです。

 

優秀な家庭教師はそれで食ってます。しかし残念ながらこの仕事は労働集約的であります。したがって高い講師料を取らないと生計が立てられないのです。

月に5、6万〜、今通っている塾の費用とは別に捻出できますか?

塾に子供を通わせる費用だけで家計はカツカツですよね。必死の思いで通わせてると思います。時には資金ショートしてカードで金借りることもあると思います。

 

優秀な家庭教師を雇えるのは経済的に恵まれた家庭です。優秀な講師を見つけ出すネットワークを持っていて、経済的にも恵まれた家庭。そんな家庭はあまり多くありません。

星一徹式ゲリラ中学受験

私は私の知っているノウハウが役に立つと考えていました。

確実に解答できるようになる解法と勉強法を教えればその通りにやってくれると考えました。

この3ヶ月そう考え書き続け今日、再考しました。

 

違う、私の目的が達成される為には親御様が成長する必要がある。

私の仕事は親御様を成長させることだ。

 

普通の家庭が、普通の子供を、普通でない中学に入学させる為には親御様が最良の家庭教師であり、学習プランナーにならなければいけないと考えました。

星一徹のように子供を厳しく指導し、強者(経済的余裕と時間的余裕、そしてネットワークのある親)に打ち勝つゲリラのように戦わなければいけない。

 

時間がない?それは次回説明します。優秀な家庭教師にかかれば勉強をつきっきりで教えなくとも児童の成績が上がります。

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