【中学受験】4科のまとめは要る?要らない? いつから使うかと使い方

4科のまとめ 科目別の特徴・難易度・使い方
さて、4科のまとめは科目別に特徴がございます。
そこで使い方、難易度をご紹介してまいります。
4科のまとめ 算数
算数は基本例題とポイントチェックで構成されています。
基本例題で解き方を覚えて、ポイントチェックで実際に問題を解いていく寸法です。
ポイントチェックは問題番号が白地の問題が予習シリーズの基本問題レベル、黒地が予習シリーズの練習問題レベルです。
大事なところですので枠で囲っておきましょう。
白地が基本問題レベル
黒地が練習問題レベル
なお、これ以上のレベルの問題は収録されていません。
これ、合不合判定テストで算数の偏差値55以上の人が取り組んでも物足りないレベルです。
ですから偏差値55以上の人は不得意分野や忘れていそうなところにフォーカスしましょう。
偏差値40くらいの人でしたら全分野やっておいて損はありません。
偏差値50くらいの人だと得意、不得意があるでしょうから不得意分野に絞るほうが賢明です。
全てをナニガナンデモ(NN)やっていくのはあんまり賢くありません。
4科のまとめ 国語
国語の構成はこんな感じです。
読解の基礎
実践読解マニュアル
文法
漢字
語句等
読解の基礎や実践読解マニュアルは読解を学ぶ上ではいいと思うんですが、読解力が怪しい子がすんなり理解できる内容になってないんですよね。
多分、読めないし理解できないと思われます。
読解力のある子が見直すのにはいいんですけどもね。
もし、国語の読解が大変なことになっているご家庭では、一緒に説明しながら取り組んでいくほうが無難です。
4科のまとめ国語の真骨頂は、文法事項と語句です。
この2つは国語が得意な子も苦手な子も高い確率で忘れています。
4科のまとめの文法事項と語句を何回もやり直すと短期間で仕上げることができます。
4科のまとめ 理科
理科は物理、化学、生物、地学の4分野が章分けされております。
当然ながら全分野の全範囲が網羅されております。
本当に得意な人(合不合判定テスト偏差値60以上)はマストではありませんが、あえて私はやったほうがいいと申し上げておきます。
理科、とくに生物、地学分野は単純暗記事項が多く5年生の2月ともなりますと部分的に忘れている事項が多いです。
そこで地ならしとして4科のまとめの理科でおさらいしておくと自信がつきます。
テキスト構成は穴埋め方式。
思い出しつつ何度もやると知識の補強につながります。
難易度は演習問題集のまとめてみようレベルです。
つまり、基本知識のインプット用です。

それだったら、まとめてみようをやればいいじゃん!
ま、そのとおりですがまとめてみようを全部やり直すのは結構時間かかりますよ?
4科のまとめの理科が良いのは、必要な知識のみ効率よくインプットできる点です。
なお、さっきも書きましたが、5年生の組分けテスト前の基本知識確認用としても使えます。
ちなみに4年生の予習シリーズの内容からは少しオーバーしてます。
だから5年生なんですよ。
4科のまとめ 社会
社会は地理、歴史、公民の3分野、それぞれ基本と発展の2つに分かれています。
テキスト内容は穴埋め方式の問題と要点チェックです。
地図を使った地名の穴埋め、年表を使った重要事項の穴埋め、おさえておきたい数字、間違えやすい用語など全てが詰まっております。
基本知識は4科のまとめ社会で完璧に仕上がります。
これ、よっぽど社会が得意で、もう覚える必要ない人以外は絶対やっといた方がいいと思ってます。
とくに四谷大塚がターボをかけて高速で駆け抜けた歴史と公民は100%やっとけ、と。
4科のまとめの4教科の中で一番取り組んでほしいのが社会です。
地理は暗記事項が全て詰まってますし、
歴史は年表で全体感をつかんだ上で流れを追える構成になってますし、
公民は体系的にまとまっていて、小学生には分かりにくい内容が非常によく整理されています。
これで全教科合わせて税込8,800円ですよ!奥さん!
むっちゃ安くないスか?
次は4科のまとめでは身につかないことをあげていって、最後に本日のまとめで締めたいと思います。
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