【中学受験】5年生、6年生から伸びる子の特徴 偏差値別の対策

【中学受験】5年生、6年生から伸びる子の特徴 偏差値別の対策

成績が伸びる子の特徴

塾でも学校でも成績って一度安定しちゃうと、ずっとそこで安定しちゃいますよね。

同じように塾に行って、同じ授業を受けて、同じように宿題をやっていても伸びる子もいれば伸びない子もいます。

不思議な話です。

 

前のページでは偏差値別に、何をすると成績が伸びるのかお話いたしました。

なんかいけそうな気がしてきました?

その調子です。

では、今のまま放っといていけそうな気がしますか?

 

IKKOさん
IKKOさん

全然しないぃ〜!どんだけ〜!

ありがとう、IKKOさん。

 

方法論は、実行しないことには絵に描いた餅です。

伸びる子は実行した子です。

より正確に言いましょう。

環境に正しい変化があった子は、正しい努力を実行し、正しく成績が上がります。

全ての始まりは環境の正しい変化です。

では成績が伸びる子の特徴を見ていきましょう。

成績が伸びる子の特徴① 親が正しく関わり始めた

一番手っ取り早いのはこれです。

親が正しい方法で関わると当社比で偏差値が10くらい上がります。

ケンカばかりしている?

関わるのはよした方がいいですね。

 

親が関わって成績が伸びる条件は、

 

親が子どもの強み弱みを良く分かっている

効率よく学習するすべを知っている

スケジュールを組んでいる

口出しは最小限にする

 

等です。

もしかしたらもっとあるかもしれませんが、最低限こんなところです。

とくに最後の「口出しは最小限にする」は大事です。

近くでお子さんを見ていると言いたいことがいっぱいでてくると思います。

間違えそうになると口を出したくなったり、分からないと教え込もうと思っちゃったりします。

 

そこはグッと我慢です。

 

自信がない?

では次にいきましょう。

成績が伸びる子の特徴② 家庭教師をつけた

身内にはついつい余計なことを言ってしまいます。

「ママ、もう少し年相応の格好をしたほうがいいんじゃないか?」

などと、旦那さんは絶対に会社では言わないような暴言を吐いてきたりします。

 

そこで登場するのが家庭教師です。

身内ではないので一定の距離を保ってくれますし、ご経験がある方ですとちゃんとしたアドバイスをしてくれます。

すると成績が伸びます。

 

ただし、費用が馬鹿になりませんし、どんな人が来るかわからないから躊躇しますよね?

では次にいきます。

成績が伸びる子の特徴③ 塾を変えた

中学受験生にとって最大の環境の変化は転塾です。

転塾によって何が起きるかというと、成績ヒエラルキーがリセットされるんです。

 

いったん成績が安定すると成績は一定のままと最初にお話いたしました。

成績が一定のままになる理由は「お子さんの能力×勉強の仕方」で落ち着くべき成績に落ち着くからです。

もう一つの理由は基準値が決まるからです。

成績が悪くても、真ん中くらいでも、良かったとしても、基準値が決まると

「まぁ、こんなもんか」

となります。

 

もう少し工夫すれば伸びるかもしれないですし、あと少し頑張れば伸びるかもしれません。

が、基準値が決まってしまうと、なぜか人間ってやつは安定しようとするんですよね。

 

そこで「転塾」ですが、これは劇薬です。

うまくいくかいかないかは運次第。

 

そんなギャンブルしたくないっスよ、普通は。

成績が伸びる子の特徴 まとめ

成績が急に伸びる可能性があるのは、親の正しい関与家庭教師転塾、の3つです。

 

ところで、

「志望校ができて急にやる気になった」

「基礎と基礎がつながって応用ができるようになった」

などと、巷ではとってもハートウォーミングな与太話が溢れております。

嘘だとは思いませんが、再現性が低いんですよね。どれも。

100人中10人が上のケースに当てはまるとしても、ご自分のお子さんは1人中1人です。

そんな確率論に巻き込まれたくないじゃないですか。

お子さんの大事な受験でサイコロを振るなんて、普通はまっぴらごめんですよね。

 

で、再現性が低いのに加えて胡散臭いんですよ。この手の話。

とくにですね、基礎と基礎がつながってってのはどうも眉唾です。

基礎と基礎は自然とつながるものではなく、基礎と基礎をつなげる勉強が必要です。

 

さて、どの環境の変化もメリット、デメリットがあって大変ですね。

ではどうすると良いのか?を最後に話していきましょう。

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