【中学受験】2022年度学校別入試科目・形態一覧

【中学受験】2022年度学校別入試科目・形態一覧

神奈川、千葉、埼玉

続けて神奈川、千葉、埼玉の学校です。こちらは男女に分けておりません。

 

※偏=偏差値、複数=複数回受けられる学校、帰国=帰国子女入試、適性=適性検査型

※偏差値は四谷大塚主催合不合判定テスト2021年12月12日実施の80偏差値、一般受験一回目

※「複数」は1回のみを×とし、2回以上は回数。なお、帰国子女入試も1回とカウントしている。

※学校名は略称

学校名複数帰国4科2科1科適性
渋幕703回×××
聖光703回

※帰国子女

××
栄光67×××××
慶應普65×××××
慶應藤沢652回×××
浦和明星652回××××
洗足655回

※帰国子女

×
フェリス65×××××
市川643回×××
浅野64×××××
東邦614回×××
立教新座603回

※帰国子女

××
栄東587回××
神大附584回××
昭和秀英583回

※枠あり

××
逗子開成574回

※帰国子女

××
開智566回

※帰国子女

×
中大横浜562回××××
桐朋562回××××
鎌倉544回

※優遇

××
芝工大柏533回

※面接

×

※作文

×
専大松戸524回×××
茗渓508回×
桐蔭495回
森村494回××
西武文理477回×

※英語

麗澤474回

※加点

××
カリタス439回

※帰国子女

×
千葉日大433回

※加点

××
開智未来427回

※問合せ

×
春日部共416回××
獨協埼玉415回

※帰国子女

××

帰国子女有利説

「実は帰国子女って中学受験で有利なんじゃね」説を唱えようと思います。

だって、大体の学校では帰国子女枠ありますし、加点をしてくれる学校もあります。

帰国子女の定義は各学校で異なりますが、おおよそ滞在期間1年以上、帰国後から受験まで3年以内です。もちろん、もっと定義がゆるい学校もあります。

たとえば1年半だけ海外にいて、小学4年生の前半に日本に帰ってきた児童がいたとします。

こうした子は帰国子女扱いになる学校が多いんです。

なお、首都圏の帰国子女の児童はおおよそ4000人です。(2018年)

参照)月刊 帰国子女教育(※PDFへリンク)

 

仮に首都圏の帰国子女の半分2000人、そのうちの小学校6年生333人が中学受験をしたとすると、帰国子女枠の募集定員の方が圧倒的に多くなります

というわけで小学1年生のお子さんをお持ちでしたら公文や幼児教育もいいですが、海外生活をするともっといいことが待っておりますよ。

1回のみ入試を実施する学校の少なさ

入試回数が1回ぽっきりの学校ってほとんどないです。まぁ、わかってはいましたけど改めて調べて表にしてみるとびっくりするくらい少ないんですね。

上にあげた学校に限定しますと、東京では開成、麻布、武蔵、駒場東邦、桜蔭、女子学院、雙葉。

神奈川では栄光、慶應普通部、フェリス、浅野。

埼玉、千葉にいたってはすべての私立中学校で複数回受けられます。

 

これだけたくさんの入試形態があって、回数もあるとなると予定を組むのがマジで大変です。お金もですけど。

 

6年生のお子さんをお持ちの親御様、もしくはすでに中学受験を終えられた方は嫌というほど承知されているかと存じますが中学受験における親の最大の仕事は受験スケジュールの作成です。

受験スケジュール作成の際は、チャレンジ校、熱望校、相応校、併願校(滑り止めともいう)、腕試し校の5つくらいに分けてどこかの私立に入れるように予定を組みます。

日程はもちろんとして当日の試験時間、移動ルート、昼食等熟慮を重ねてスケジュールを作成していきます。必ずどこの塾でも秋から冬にかけてスケジュール作成方法を教えてくれます。

中学受験生の親御様でしたらミライコンパスの使い方にかけては達人級になることでしょう。

 

ともあれ、基本に則ってちゃんと予定を組んでいけば全落ちすることはあまりありません。

あとはお金の心配だけですね。

 

基本原則は、1月中に通える範囲の併願校、腕試し校の合格をとっておく

2月1日〜3日の午前にチャレンジ校・熱望校を設定して、午後に相応校・併願校を予定しておく

とくに2月1、2日で熱望校の合格がとれていれば3日に思いっきりチャレンジできてよろしいかと。

 

埼玉の奥地の人はどうすりゃいいかって?

知りませんよ。

「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ」

と二階堂ふみさんが仰っていましたよ。

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