【中学受験】入塾までの準備 やっといて良かったこと・やっとけば良かったこと

【中学受験】入塾までの準備 やっといて良かったこと・やっとけば良かったこと

お金を貯めておく

よっぽど収入があるご家庭でしたら別ですが入塾させた後に待っているのはカツカツの生活です。

貧乏生活まっしぐら。

ちなみに塾の費用だけで3年間でざっくり300万くらいです。

ま、低価格の塾もありますが、大手の塾に行くとこんなもんです。カタカナ6文字系の塾はもうちょい安いです。

ちなみに月割にすると83333円

入塾した途端、急に月83333円も支出が増えるんです。ま、実際は学年が上がるごとに階段式で増えていきますがね。

 

これだけだったら何とかやりくりすればいけます。

が、ここには大事な費用が入っていません。

入試費用です。

1校受けるのにだいたい25000円〜30000円くらいかかります。

5校くらい受けたとして125000円〜150000円。

それだけではありません。

前受け校の入学金の一部を払い込む(入学の権利を確保するためです)とすると、だいたい20万くらいかかります。

ここまでで30万以上。

 

さらに2月に第一志望に合格したとします。

入学金は40万くらいだとします。

合計で70万。積み上がってきましたね!

 

入学すると学費を払い込む必要があります。

あとは制服とか、教材、諸々・・・。

学校によっても費用はかかりますが、1月から4月までのたった3ヶ月で100万以上かかるんですよ。

月割の塾の費用がボディブローだとすると、入試から入学までにかかる費用はクリーンヒット。

ノーガードだと死ぬぜ?

学習面での準備

上でも書きましたが入塾前の準備において、学習面でできるのはそう多くありません。

四則計算ができて、そこそこ計算スピードが速いくらいで十分です。

つまり公文です。

 

公文の算数はF教材までやれば十分です。

中学受験で必要とされる計算力の基礎はF教材までで身につきます。

 

ところがですね、公文で身につく計算力ってめちゃくちゃ機械的な計算力なんですよね。

たとえば、1/7×1/2って分数の計算があるとするじゃないですか。

F教材まで終えた子だったら瞬時に1/14と答えを求められます。

素晴らしいですね。

 

ただ、1/7×1/2が何を意味しているのか公文キッズは分かっていません

1/2をかけるってどういうこと?

1/7って何を表している数字?

0.5をかけるのと1/2をかけるのは同じ?

 

大抵の子は意味が分からないものの、処理だけはできる状態に仕上がります。

某碇シンジくんの「目標をセンターに入れてスイッチ」状態です。Viva!Eva!

 

中学受験では計算の意味を把握しているのが重要です。

処理だけの世界じゃないんですね。

もちろん、計算スピードが速いのは悪くありません。

が、それだけがすべてではありませんし、それで決定的なアドバンテージがつくわけではございません。

公文のアドバンテージはその程度のものと割り切っておくといいです。

 

それよりもオススメしたいのは公文の国語です。

読解問題を解くための基礎的スキルが身につきます。

公文の先生が「国語はやっといて欲しい」と言うのはただの営業トークじゃございません。

結局、入塾までの準備とはなにか

インターネッツを見ておりますと煽りにあふれております。

いつから、何を、どんな準備を、こんなことはしちゃいけない、などなど。

煽って親御様を不安にするとお金が入ってくるからです。

 

入塾までにパズルやって論理的思考力を身に着けたり、積み木で空間把握力とやらを身に着けましょう、なんてのも煽りの一つです。

実際はというと、中学受験勉強は中学受験のための問題をいかに解けるようにするかが重要なのであります。

つまり、中学受験勉強は中学受験勉強でしかありません

パズルとか積み木とかが中学受験勉強に直結はしておりません。

 

いかに中学受験勉強に集中できる環境を整えるか。

いかに時間を確保するか。

いかに適切なコミュニケーションをとれるか。

 

こういったことの方がよっぽど重要です。

 

それは特別な準備でもなんでもありません。

当たり前の健全な生活を送れるようにする、これ以上の準備はないと思うがいかに。

ドゥドゥン。

 

入塾はいつからがいいのか、その理由は

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