【中学受験】予習シリーズの難易度と使い方
予習シリーズの使い方
今のレベルや目指すレベル、はたまた塾で別途テキストが配布されているのか等々によって使い方は異なります。
ですので参考程度に聞いておいてください。
予習シリーズ算数の使い方
予習段階では例題と類題を解説を読みつつ解くくらいで大丈夫です。
つーか、例題と類題だけでもボリューム満点、学校の勉強と比べて難易度モリモリですから、十分にお腹いっぱいになれます。
余裕があれば基本問題やトレーニングに手を出せばいいです。
テキストの基本問題や演習問題集の基本問題、トレーニングは定着を図るためのものですから予習にこだわる必要ないです。
が、通信で週テストを受講している方はそうもいきませんよね。
基本も練習も、はては応用Bまで。
いったい寝るのは何時になるのでしょう。
塾で習ったあとは復習です。
基本問題とトレーニングで復習し、余裕があれば練習問題、実戦問題、応用Aのどれかに手を出すくらいでちょうどいいと個人的には思います。
応用Bは、、、率直に言ってそこまでやるか?と疑問に思ってしまいます。
予習シリーズ国語の使い方
予習段階では基本問題の文章だけ読んで、あとは漢字とことばだけでいいでしょう。
予習シリーズの読解と文法ははっきり言って独習は難しいです。
余計な先入観をつけるより塾で習うほうがいいです。
復習段階では基本問題は必須、余裕があれば発展まで手を出すかどうかでしょう。
最難関問題集を解く時間なんかほぼないと思っていただいていいです。
予習シリーズ理科・社会の使い方
予習段階ではテキストを読んで要点チェックを行い、余裕があればまとめてみようをやります。
効率がいいのはテキストと演習問題集を両方ひらいて、テキストを読みながらまとめてみようを埋めていく方法です。
いずれにせよ予習でできるのは重要事項や要点の暗記くらいです。
理屈は塾で説明を受けたほうがいいですね。
復習段階は基本問題、練習問題を解き進めながら定着を図ります。
予習と復習の勘所
ざざっと予習と復習でやっといた方がいい学習内容をあげておきましたが、それぞれ勘所があります。
予習は塾の授業で
「あぁ〜、これわかんなかったところだ〜」
「あ〜、そういうことなのか〜」
と思うためのものです。
つまり、わかんないところやぼんやり理解していたところを塾の授業でシャキッとさせるためのものです。
わからない事項が出てきたら「やったぜ!」とガッツポーズをしましょう。
復習は定着のためです。
ですので、基本の定着を図るのか、応用の定着を図るのか、難題にチャレンジするのか人それぞれレベルに応じて異なります。
一般的に演習量をこなすと定着しますが、間違ったまま定着すると間違え続けますので丸付けや間違い直しはきちんとしておきたいですね。
予習シリーズの悪口から始まり、難易度、使い方のお話までしてまいりました。
予習シリーズが「(もう)予習(はできないかも・・・)シリーズ」になっているのは入試の作問を担当されている私立の先生が張り切りすぎているからです。
もう一つはあらゆる問題に対応して欲しいと願う親御様のご要望があるからです。
両者の狭間にあるのが予習シリーズです。
改訂された予習シリーズを見ていますと、もうこれ限界じゃね?としみじみ感じます。
まるで3者のチキンレースです。
四谷大塚が諦めるか、子どもがくたばるか、入試が変わるか。
四谷大塚が諦めるとは思えませんので、子どもがくたばるか、入試が変わるかの二者択一ですが、できれば明るい未来のある子どもたちにはくたばってほしくないものです。
6年生のお子さんがいらっしゃって、4科のまとめが気になる人は↓で書いてます。
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