国語を得点源にする秘訣!3つの類型的問題の解法

国語を得点源にする秘訣!3つの類型的問題の解法

中学入試の国語を得点源にしなさい

何度でも言います。国語は満点を安定して取れる唯一の教科です。

なぜなら答えが文章に書かれているからです。こんな教科は他にありません。算数も、もちろん理科も社会も答えが文章に書いてあるなんてことはあり得ません。

 

一方、答えが文章に書いてあるものの、答えを導くにはきちんとした解答導出ロジックが必要になります。

つまり、文章から問題の答えを抽出するための方法です。

何度かにわたり、国語で満点を取るための方法を解説していきたいと思います。本当は問題を解きながら解説した方が良いのでしょうが、なにぶん大人の事情がある点は理解して頂きたいと思います。

中学入試の国語には3つの類型的問題が存在します

1.漢字を書かせる問題

2.傍線部に対する問いに適合した選択肢を選ばせたり、記述させたりする問題

3.空欄に最適な文言を入れさせる問題

 

厳密に言うと、これ以外にもパターンはありますが、これだけ覚えていれば十分です。これ以外の問題は上記の亜種です。

1を除くと、2と3はほぼ同じ問題と捉えることができます。傍線部や空欄がどのような文脈の中で存在していて、どのような意味を持っているのかをその前後の文章や、段落の役割、著者の意見や主人公の気持ちや行動の変遷を踏まえた上で、適合する選択肢、文章中の文章の抜粋、自分の解釈により解かせるという意味で同じなのです。

 

前後の文章との関係、段落の役割、著者の意見や主人公の気持ちや行動の変遷、つまりは文章を読んで内容と趣旨を理解しているのかを2や3の類型問題では問うているのです。

内容と趣旨の理解

内容と趣旨を理解する力を一般的に読解力と称します。中学入試の国語の問題では、「あなたはこの文章を読んで正確に理解しているんですか」という読解力そのものを抜き出し形式、説明形式、選択肢等によって問うているのです。

 

ここから分かるのは、読解力があれば問題が解けるということです。

読解力というのをもう少しかみ砕いて言いましょう。

それは、趣旨を理解し文章全体の構造を把握する力です

 

すなわち趣旨とは、論説文であれば著者が最も言いたいことであり、物語であれば登場人物の心情の変化・行動に至る背景のことです。

文章全体の構造とは、論説文であれば条件もしくはルールの積み重ねにより結論を導き出す構造(2項対立を用いているケースは多いので、これにも注意)、物語であればどのような出来事が起きて、どう主人公の心情や行動が変化したのかという流れのことを言います。

こいつを理解する力が中学受験の国語で求められていることなんですね。

理解するためのテクニックは中学入試の国語を得点源にする5つの秘策で述べました。是非読んでみてください。

段落には役割がある

何度でも言いますが、問われている傍線部、もしくは空欄が存在している段落が、文章全体でどんな役割を担っていて、傍線部や空欄が前後の文章関係から、段落が担っている役割に対してどのように寄与しているのかを判断することが正解を導くための方法です。

「段落が担っている役割に対してどのように寄与しているのか」というのは具体的に言うとこういうことです。

 

①その段落ではあえて著者の反対意見を述べており、傍線部はその反対意見を紹介する役割を担っている

→こういう場合は著者の意見とは反対の意見が正解となります。

②その段落は文章の導入部分で、まずは著者が結論を導くための事実を列挙している箇所であり、傍線部は著者の意見に沿った事実を述べている箇所である

→こういう場合は著者の意見に沿うような事実の選択肢や、著者の意見と同じ箇所を抜粋します。

③その段落は著者の意見(物語においては登場人物の本質的な行動や思考)そのものを披瀝している箇所である

→著者の意見に最も合致した選択肢や文章を抜粋します。

 

といったように段落が担う文章全体の中の意味(ポジショニング)と、その段落の中での傍線部、もしくは空白が存在する意味を把握することが読解力の第一段階です。

そしてそれが分かれば傍線部の意味するところが分かり、あとは選択肢から選んだり、文章から抜粋したり、空白に入るべき言葉を探すだけ、ということになります。

 

全体構造を理解したければ中学入試の国語を得点源にする5つの秘策で述べているテクニックを実践してみてください。

まずは接続詞に線を引く練習のみを繰り返しましょう。次に段落に意味を与えていきましょう。そして、著者の意見や主人公の行動原理とそれに至る背景を把握しましょう(大体は冒頭部分に書かれてたりします)。そうすると、全体構造が見えてきて、空欄や傍線部を問う問題の答えが導きだせるはずです。

 

よく日記を書きましょうとか本を読みましょう、という指導を耳にします。これは無駄ではありませんが、2つの点で中学受験勉強においては賛成できません。

1つは時間がかかりすぎる点

もう1つは中学入試の問題を踏まえた把握の仕方が必要になる点、、、つまりは日記や読書で身につくのとは違う能力が必要である点において賛成しません。

 

本当は問題をベースにして説明していきたいのですが、理屈のみ書いてみました。

当たり障りのない問題を抜粋しながらいつかは国語の解説をしていきたいと思います。

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