【中学受験】成績が上がらない理由と下がる理由、上げるためのサポート
成績が下がる理由
成績が下がる理由、これは簡単です。勉強する理由や動機がなくなると成績は下がります。
私に任せていただければ偏差値70をキープしている子の偏差値をごくごく短期間のうちに成績のズンドコまで落としてみせましょう!
例えばこんなことをするでしょうね。
「次のテストでクラス1番になりたいんだよね」
「え?クラス1番になって何の意味があんの?井の中の蛙大海を知らずってことわざ知らないの?」
「満点賞を取りたいんだ」
「こんなレベルの低いテストで満点賞ってバカでも取れるよね」
「あの学校の運動会良かったし、絶対行きたい」
「その成績で行けるわけねーじゃん。大体、運動会以外はきっとあの学校つまんないぞぉ!」
はい。胸糞悪いですね。自分で書いてて胸糞悪くなりましたよ。
成績を下げるには動機をなくせばいいんですよ。だから、動機らしきものを否定してなくしてしまえば成績は下がります。
そして下がった先で低空飛行を続けていると、そこが当たり前になります。
しかも上昇するのは大変な努力が必要になります。
現実的に言いますと、あえて成績を下げるようなことを子どもにするわけありませんよね。
でも、無意識にやっていたとしたらどうですか?
つい口にしてしまう言葉。
「今回のテストもこんなもんだったんだね」
「あの学校、某掲示板によると実はイジメが多いらしいよ」
「このクラスだったら1番にならなくちゃね」
なーんて、せっかく何らかの動機を持って勉強してる子どもの芽を積極的に摘んでいたりはしませんかね。
最初に申し上げた上位10%と下位10%、頭のつくりが決定的に違うわけじゃありません。
下位10%の子は動機もなく結果として勉強に取り組めないから成績は低空飛行。それでも仕方ないと思っている。
つまり諦めていて、成績が低いことに慣れきっているんです。
上位10%の子はやればできると考えていて何らかの理由で上位をキープしたいと思っている。
それだけです。
成績を上げるための魔法(そんなものはない)
成績を上げるのは神授業でも神先生でもありません。
自分です。自分で上げるしかありません。
ですから成績を上げるための魔法なんて存在しない、って前提で物事を考えた方がいいわけです。
ただし、自分で成績を上げる努力を横からサポートすることはできます。
「何を目指して勉強してみる?」
私は最初に必ず聞くようにしていました。
目指すものなんか何でもいいんです。
「お母さんに怒られないようになりたい」
OK、OK!じゃあそれはどのくらいの点数?
「今より少しだけ偏差値を上げれば・・・」
OK、OK!じゃあ、とりあえず計算問題は全部解けるようにしておこう。
あと、理科と社会はテスト前の総合回で巻き返せばOK!
みたいな。
そうやって定期的に行われるテストを利用して、ほんの少しずつでもやったことの成果があらわれるようにする。
下位層に潜んでいる子に大切なのは諦めの呪縛から解き放つことです。
すると欲が出て、もう少しましな動機が持てるようになりますし、主体的に頑張れるように変化してきます。
成績が上がるのは学校や塾においては圧倒的に善です。なぜなら自分を肯定することにつながるからです。
成績、成績ってうるせぇな、勉強ばっかさせて、小学生からそんなにやらせてかわいそう、ってトンチキな人たちの声が聞こえてくることもあろうかと思います。
自信持って答えたらいいじゃないですか、うちは成績にこだわってますって。
学校や塾に行ってて勉強の結果である成績はどうでもいいですって方がよっぽど異常ですよ。
なんべんも言いますが、中学受験に限らず勉強は人との競争じゃなくて自分の成長と向き合うものです。
それを軽んじて、あまつさえ他人の批判なんかする人には犬のフンでも投げとけばいいと思います。
あ、犬のフンを投げる時はちゃんと手袋をしてくださいね。
ゴム製の。
どうして成績が上がらないか、上位と下位は固定されてしまうのか。
「先生が原因なんじゃないの?」「学校が悪い!」
馬鹿おっしゃい。先生も学校も上位、下位固定現象は十分に把握していて、何とかしようともがいているんです。
しかしながら教員の努力がかたちにならないのは、構造や仕組みにあったりします。
そんなお話を↓で書いております。
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