【中学受験】偏差値40からのスケジュール 偏差値50の壁を突破する基本原則

【中学受験】偏差値40からのスケジュール 偏差値50の壁を突破する基本原則

偏差値40からのスケジュール

さて、ここまで4科目にわたってどんなふうに勉強するといいかお話ししてまいりました。

で、具体的なスケジュールです。

まずは、偏差値40から50になるための1週間のToDoを科目ごとに書き出してみましょう。予習は青、復習は赤です。

算数国語理科社会
計算練習7日分漢字テキスト音読テキスト音読
例題・類題言葉要点チェック要点チェック
基本問題1回目文章読む(1回目)練習問題(1回目)練習問題(1回目)
基本問題2回目文章読む(2回目)練習問題(2回目)練習問題(2回目)
文章読む(3回目)
読んだ文章を解く

これは一例です。

お子さんの得意不得意に合わせてアレンジしてみてくださいな。

 

ではこれをスケジュールに落とします。火、金の2日で火曜日は算数、理科。金曜は国語、社会の授業があると仮定します。

計算計算計算計算計算計算計算
漢字漢字漢字漢字漢字漢字漢字
言葉練習問題(理)言葉言葉練習問題(社)言葉言葉
文章読む(国)基本問題(算)文章読む(国)例題・類題(算)基本問題(算)
練習問題(理)テキスト音読(社)練習問題(社)文章解く(国)文章読む(国)
要点チェック(社会)テキスト音読(理)
要点チェック(理)

多いように見えますが、多い日でも1日あたり1時間30分くらいの設定です。

で、上の方で偏差値50を目指すと書きましたが、このスケジュールで勉強していくと偏差値60くらいまでは到達可能です。

バッファを見ているわけです。とんだ勘違いやウッカリもありますし。

 

ちなみに偏差値60〜65くらいを目指そうとすると、理社国についてはやることはほとんど変わりません。

算数は上のスケジュールに加えて練習問題が入ってくる感じです。問題集の応用問題までやる必要はありません。

 

さて、最後に大事なことを一つ。

スケジュールの基本形は親御さんが作りつつ、お子さんが自主的に取り組めるように意見を尊重してスケジュールをアレンジしていくことが大事かな、と思ってます。

約3年にわたる受験勉強ですから、尻を叩くだけではしんどくなります。

意思を引き出すためのマネジメント。

 

小学4年生のお子さんをお持ちの親御様。

受験勉強はまだ始まったばかりでございます。

毎回のテストに一喜一憂せず、目指した点数に対してプロセスがどうだったのかを冷静に親子で振り返って、次にどう活かすか話し合ってみてくださいよ。

実りある受験生活になるよう祈っております。

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